新潮社Foresightの『「原発事故」風評をバネに「日本一の醤油」を造り続ける福島「老舗醸造元」山形屋商店(上・下)』で山形屋が紹介されました。
うまい醤油(しょうゆ)の命である「香り」「赤み」「つや」「風味」。それらを競う毎年恒例の「全国醤油品評会」が7月5、6日に開催される。注目は、5度目の「日本一」を狙う福島県相馬市の老舗醸造元「山形屋商店」。いまだに続く「福島産」への風評を克服しようとの信念から、今年も挑戦する。
「商品を検査し、お客さんに数値で安全を伝えるだけでは足りなかった。福島というだけで『不安だ』『中身に何か残っているのでは』と心配される。風評が人の心に根差す問題ならば、人の心を動かすくらい確かな品質を証明しなくてはいけない。それには全国醤油品評会で『日本一』になることが一番。いつしか本気で日本一を目指すようになった」